Atomを入れてみた。
きっかけ
元々はVisualStudio(以下VS)を使っていたのですが、かなり強力なエディタとして有名な分、初心者のわたしには使いこなせない・使わない機能が多く、最早何のための機能なのかも分からないものもあり、ごちゃごちゃ。あと単純にVSは動作重くないですか?どれもこんなもんなの?などと思いつつ、イライラが溜まる一方なので、思い切って新しいエディタに乗り換えることにしました。
前々からY氏にオススメされていたこともあり、Atomを導入。
何といってもAtomの魅力と言えば以下の二つ。
・デフォルトは余分な機能がなくシンプル
・カスタマイズ性の高さ
他にも「使い易いシンプルなUI」や「キーバインド(ショートカット)」などもあるとは思いますが、わたしのような初心者には「拡張機能やテーマを自分で選んで入れることが出来る」というのは大変有難いものなので、崇め称えること必須かと。
Atomを入れてみた。
という訳で善は急げ。早速Atomをインストールしてみました。
Atomを入れよう!と思い立った瞬間、使いたくて使いたくて寝られないという小学生の遠足の前の晩みたいな状態だったので、居ても立ってもいられず朝7時からPCを開き始めました。かわいいね。
インストールと日本語化
Atomは標準が英語なので、英語スキルが保育園から成長しないわたしには地獄を見る羽目になったので、速攻Google翻訳先生に相談して、インストールと日本語化は以下のサイト様にお世話になりました。
テーマを変更してみた。
起動してみると、黒背景に明るい文字が沢山並んで……目が!目がぁぁぁ!
黒背景に派手な文字色は「目が疲れない」だとか「節電になる」だとか所説ありますが、わたしはあまり賛成しない派です。数年前のオタク達がこぞって個人の同人サイトを作っていた界隈にがっつり浸かっていたので、黒背景に明るい文字色の文字の壁を前にすると目が痛いと教わりました。せめて真っ黒でなければなぁ……。
因みに、嘗てのわたしは真っ黒背景に明るい緑の文字派でした。何かプログラマーっぽいよね。ドラマに出てくるハッカーみたいでカッコいい。今となっては開発し易さ最優先なのでもう二度とやりません。目が滑りまくっていたのは黒歴史です。
という訳でテーマを変更することにしました。せめて真っ黒ではない背景が使いたい。
出来るなら左のツリーとシンタックスの色を別けたい。更に出来るなら列番号も色を変えたいけど……これは流石に無理かなぁ。
出来るやんけ。
お借りしたテーマはhipster-syntax theme。
インターフェーステーマはAtomLightを使っています。
色合いはポップですが、真っ黒な背景ではなくなっただけでかなり目に優しくなりました。何より列番号が赤色で別けられているのが嬉しい。個人的に色合いが好きです。
暫くはこれで落ち着くと思いますが、オススメのテーマを紹介してくださっている色々なブログを巡るのも楽しかったです。可愛いテーマや個性的なテーマもあって、これぞカスタマイズの楽しさ!という気分を味わえました。自分だけのエディタが作れる感覚って良いですよね。極めてくると自分でテーマを作り始めるAtom沼というものが存在するらしい。ヒェッ……。
パッケージを入れてみた。
先述したように、Atomでは必要なパッケージ(拡張機能)を自分で選んで入れ、自分だけの使い易いエディタを作ることが出来るのが最大の魅力だと思います。様々なパッケージがあり、入れようかなーどうしようかなーと悩んだり、こんな機能あるかなーと探したりしているだけで楽しいです。お買い物気分に近い。何より無料なので、バーゲンセール感覚です。わたしは3時間パッケージばかり見ていました。
という訳で、初心者ながらわたしが入れてみた中でもオススメのパッケージをメモ代わりに紹介してみようと思います。後々「何に使うんだっけこのパッケージ……いいや消しちゃえ」ってうっかり消しちゃう未来が見える……見えるぞ!なので。
japanese-menu
Atomを日本語化するためのパッケージ。
紹介するまでもなく、特にそれ以上の説明は不要かと思いますが、知能指数が5歳から成長しないわたしが感謝の気持ちを込めて解説すると、日本語表記になったメニューを見て咽び泣くタイプのものです(?)
特に深い意味はないのですが、偶然作者様のブログを見つけました。スターを送りまくるしかありません。
Atom の日本語化パッケージ "Japanese Menu" を作りました - syonx
atom-beautify
その名の通り、インデントを揃えてソースコードの整形をしてくれるパッケージ。
エディタ上で右クリック→Beauty editor contentsを押すだけで綺麗に見易く整形してくれるお片付け上手さんです。この手のエディタには必須かと思います。どうやらファンが多いらしく、詳しい紹介ブログが沢山ありました。
Atomでソースコードを綺麗に整形してくれる atom-beautify を使ってみる | naremo [ナレモ]
ソースコードを綺麗にしてくれるatomパッケージ「atom-beautify」を使ってみた|株式会社ゼロワンアース
symbols-tree-view
恐らく紹介するパッケージの中でわたしが一番感動したパッケージ。
ファイル内のシンボル(変数やメソッドなど)を画面の右側にツリー表示してくれます。
読むのが苦痛になるような長いソースには大変頼りになる優れものです。イチオシ。
highlight-selected
単語をダブルクリックした時に、同じ単語をすべて強調して表示してくれるパッケージです。
多分一番愛用しています。個人的にないと困る機能なので助かっています。
show-ideographic-space
うっかり全角スペースを書いちゃった!という時に約に立つパッケージ。
全角スペースを編集記号で表示してくれるので、ケアレスミスの多い方は是非。
因みにわたしはよく全角半角確認せずコードを書いてしまうので大変有難いです。
file-icons
ファイルの種類毎にアイコンを表示してくれるパッケージ。
折角ツリービューにアイコン表示されているのに、ディレクトリとファイルの区別しかないのは勿体ない!と思っていた時に見つけた、半ばお遊び的な機能ですが、意外とカラフルで見易くなり、助かっています。設定も豊富で、重宝しています。
まとめ
ちゃっかりAtom沼に片足を突っ込んでいる気がしないこともない。
パッケージやテーマを探しているだけでも楽しいので、暫くはAtomで落ち着きそうです。流石巷では「神エディタ」と言われているだけはあります。
AtomをオススメしてくれたY氏には後にわたしにオススメのパッケージやテーマを問い詰められ、挙句には長々と語られるという拷問が待っているので覚悟して頂きたい所存。